【問診】負傷原因、一日の生活スタイルや生活リズム、睡眠、食事、趣味、病歴、手術歴、服薬されているお薬などについてお話できる範囲で聞かせていただきます。

【動作確認】全身の前後左右回旋動作を行ってもらい身体の癖や、痛みの原因を明確にしていきます。自分の身体の癖を知ることで身体の使い方やご自身での対応法も変わってきます。

【施術】ひとりひとりの症状に合わせて筋肉バランス療法、反応点刺激療法、胸郭拡大呼吸法、真皮・筋膜・関節包へのアプローチを組み合わせて行っていきます。

【施術後】身体の動かし方、食事の取り方、気をつけてほしいこと、来院目安などのアドバイスをさせていただきます。

【身体の癖】パソコン・スマートフォンの普及や座位の時間が長くなってきているこの時代では背骨や頭を正常な位置に保てなくなり筋肉の異常緊張や関節の変形、圧迫などに繋がってきます。
時代とともに便利化がすすみ、運動量も低下し筋肉の支持力が弱くなり色々な症状が現れてきます。

【食事】添加物や砂糖の過剰摂取、遺伝子組み換え食品、農薬、汚染物質により、昔はなかった病気や症状が増えてきました。身体に不必要なものが蓄積していくと血流障害や神経伝達の阻害などがおこり、自然治癒力の低下につながります。根本的な治療をするためには食事に目を向けていくことも大事です。

【心】時代の流れが早く、メディアなどによる情報量が多くなりどれが正しい情報なのかわからない現状で心も身体もついていけず、生きにくい世の中になってきました。自分のペースで生活できる方はかなり少ないのではないかと思います。ストレス耐性には個人差があります。適度なストレスは身体にいい影響を及ぼしますが、容量を超えてくると、色々な症状が現れてきます。

人は一側優位性の中で生きており、「利き手」「利き足」「利き目」「聞き耳」など、その人が使いやすい側の運動器や感覚器を無意識に多く用いて日常生活を過ごしています。
日本人の94.5％は右利きであるという調査結果もあり、包丁やハサミなどの家庭用品から電車の改札口に至るまで、大多数の利き手である右手が不便なく効率的に使用できるように社会は構築されており、対する左側は体重を支える等の軸となる役割を担っています。
こうして左が軸、右が使用する側と役目が違ってくると、自ずと身体の歪みパターンは決められてしまい、職業動作などが組み合わさり身体の癖が付いてきます。

当院では、この身体の癖を少しでも取ることで痛みや症状を緩和し、ケガをしない身体づくりのサポートを行っています。
私たちができることは、身体が良くなろうとする反応を邪魔しないようにサポートすること、そして身体が良くなるスイッチのきっかけになること。
自分自身の身体の声に耳を傾け、ご自身と向き合えることが大事だと考えています。